カニの値段相場は、種類ごとに違います。
産地や大きさで変わり、身入りで価値が高いカニは当然値段も高くなりますし、ブランド化されているカニは値段も跳ね上がります。
以下はカニ通販サイトで実際に販売されている商品の値段です！（※すべて税込み価格）

また、ブランドガニである「越前ガニ」の値段相場は以下のようになっています。

あくまでも値段相場のため、カニの価格は時期によって異なり、その年の水揚げ状況が悪いと価格が高騰することもあります。
そのため、購入する際は通販サイトで在庫があるかどうかはもちろん、価格も変わっていないか確認するようにしましょう。

ズワイガニの価格相場ズワイガニは、国内産海外産、ブランド化されていたりと価値のふり幅が大きく価格相場がかなり違うカニです。
ズワイガニの値段相場は、外国産の場合2～3kg前後で13,800円～15,000円ほど。
国産（主に北海道産）の場合、30,000円～50,000円と倍近く価格が高くなることも。

ズワイガニの価格相場（外国産）
2～3kg前後：13,800円～15,000円
ズワイガニの価格相場（国産）
2～3kg前後：30,000円～50,000円

通販サイトで取り扱っている外国産のズワイガニは、ロシアやアラスカ産のものが多いです。
外国産のカニは「価格が安いから質が悪い」「鮮度も落ちているし通販は価値が低いカニを提供している」と思う方もいるかもしれませんね。
しかし、ベーリング海やオホーツク海といった冷たい海で育ったズワイガニは、身が引き締まっていて詰まりが良く、決して質が悪いということはありません。

参照：nanairo

さらに、外国産のズワイガニは、水揚げ量が比較的多いからリーズナブルに提供できるのです。
輸入のため国産に比べて新鮮さでは劣るかもしれませんが、外国産のズワイガニは価格相場より安く、むしろ購入しやすいんです。

タラバガニの価格相場は、2～3kgで20,000円～30,000円で販売している通販サイトが多いです。

1杯丸ごと
⇒2～3kg：20,000～30,000円
脚のみ
⇒2kg：20,000円程度

タラバガニもズワイガニと同様、ベーリング海やオホーツク海といった冷たい海を好むため、通販サイトで取り扱っているもののほとんどがロシア産です。
北海道産のズワイガニもありますが、タラバガニに関しては外国産のほうがむしろ品質が高い場合もあるのです。

毛ガニは基本北海道産のものが通販でも販売されていて、価格相場は他の種類のカニより比較的高めです。

毛ガニの価格相場は、2kg前後で12,700円～15,800円ほど。
4kg前後になると24,800円～29,000円で販売している通販サイトも多く、まさに「高級なカニ」と言えます。

2kg前後：12,700～15,800円
4kg前後：24,800～29,000円

ちなみに基本1杯単位で売られているので、毛ガニのさばき方を知っておくと調理がスムーズですよ。

越前ガニは、福井県で水揚げされたオスのズワイガニのことでブランド化されている価値が高いカニです。
値段相場は、通販サイトによって異なりますが700g～800g前後で15,000円～20,000円前後。
1kg前後になると、値段相場は30,000円～50,000円にも跳ね上がります。

700g~800g：15,000～20,000円
1kg前後：30,000～50,000円

セイコガニは、福井県の三国港や越前漁港で水揚げされたメスのズワイガニのことをいいます。
セイコガニも越前ガニ同様希少価値が高いですが、だいたい値段相場は5,000円～8,000円前後と若干低めになります。

花咲ガニは、トゲが多く小ぶりで見た目がズワイガニに似ているのが特徴です。
毛ガニ同様、北海道を代表するカニで、道東の根室でしか採ることができないことから「幻のカニ」とも呼ばれています。
値段相場は、2kg前後で11,800円～15,000円前後となっています。

カニはどの種類のカニも「価格が高い」「高級食材」といったイメージが強いですよね。
スーパーで「カニが食べたいな」と思って魚売り場に行くとカニの価格の高さにびっくりして諦めてしまう…という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
その理由は、カニは他の魚貝類と違い養殖することができないことにあります。
カニは大量に飼うと、周りのカニを食べて共食いしてしまう生き物なのです。
そのためカニは天然ものしか獲れず、希少価値が高くなり価格も高くなってしまうのです。
参照：テレ東プラス

また、カニは成長するまでに時間がかかり、ズワイガニの場合10年かかります。
さらに毛ガニは2年に1回しか繁殖しないという大きな特徴もあります。
このような事情も、カニの価格が高くなる理由の一つです。

カニの漁獲量が年々減少しているのも価格が高い理由となっています。
値段が高騰している理由はやはり漁獲量の減少です。母ガニは産卵しているようですが、上手に生育・成熟が進まず稚ガニの死亡率が高まっているそうです。
水温や潮流の関係などさまざまな理由が考えられますが、原因は特定されていません。
水産物の調査・研究を行っている日本海区水産研究所（新潟市）によると稚ガニの数は過去20年間で最低の水準で推移しています。 （noteより引用）

このため国産ガニ1匹1匹の価値を高める「ブランド化」が進み、生産量が少ない分を補う流れもあります。
そしてブランドガニの価値が上がると、普通のカニの値段も押し上げられて価格相場が上がっていくのです。
養殖できないから、希少価値が元々高い
漁獲量が減り、さらに希少価値が上がっている
ブランド化が進み、普通のカニもブランドガニも価値が上がっている

結論から言うと、カニはスーパーで買うよりも「通販サイト」を使って購入したほうが安いです。
通販サイトの場合、産地直送で配送することがほとんどであるため加工などのコストを省くことができ、そのぶんカニそのものの価格を安くすることができます。
最近は送料無料の通販サイトも多く、プロの職人が茹でたカニを配送している通販サイトも多いため、スーパーで売っているカニよりも高品質かつ安いことが多いです。
カニの購入を検討している方は、お得な通販サイトでの購入することをおすすめします。

今回の記事ではカニの値段相場を種類ごとにご紹介しました。
越前ガニやセイコガニといったブランド蟹はたしかに値段が高いですが、それだけの魅力があります。
他のカニも、上手に通販サイトを利用すれば普段よりお得に安くカニを購入することができます。
これからカニを購入するときは、ぜひ通販サイトを使って購入してみてください！