カニの種類と味の特徴!ズワイ・タラバ・毛ガニ・花咲ガニ4大ガニのおすすめ料理もご紹介

カニは世界中で漁獲されていますが、日本で多く食べられているのはズワイガニ、タラバガニ、花咲ガニ、毛ガニの4種類です。
一般的に食用ガニと言えばズワイガニやタラバガニが2強ですが、通好みな毛ガニや希少価値が高い花咲ガニも通販で手軽に購入できます。

4種類のカニにはそれぞれ旬があり、1番美味しく食べるためベストなタイミングで購入したいですよね。
この記事では、食用4大カニの種類や、旬・味の特徴まで解説しながら、4大ガニそれぞれのおすすめの食べ方もご紹介していきます。

【冬の味覚】食べておいしい4大カニの特徴

日本で頻繁に食べられている4大カニであるズワイガニ・タラバガニ・花咲ガニ・毛ガニ。
それぞれのカニは味の特徴はもちろん、旬も異なるので、ベストな調理法も変わってきます。
ただ旬については色んな説があり、水揚げされる産地によって違ったりするのであくまで一例としてとらえてください。

ズワイガニ

ズワイガニはカニの旨味が強く、新鮮なものならば刺身でおいしくいただくことができます。
また、カニ味噌もたっぷり入っているので、1杯丸ごと味わいたい方にもおすすめです。
ズワイガニは、日本海側では北海道から島根、太平洋側では北海道から茨城までで広く漁獲されています。水揚げされるシーズンが地域によって違うので、旬が最も一定ではありません。(冬に美味しいのは確か)

ズワイガニの旬はいつ?

ズワイガニの旬は基本11月から5月と長めです。
たとえば日本海側では11月から3月がズワイガニの旬ですが、オホーツク海では4月~5月と旬が違います。
ただしこれは身入りが最も良い時期というわけではなく、「漁が解禁される時期」という感じなので、ズワイガニを美味しく食べるならそこまで気にしなくても問題はありません。
そのためズワイガニを旬のうちに食べたいなら、少なくとも漁が解禁されている時期に獲れた新鮮なものがねらい目です。

ズワイガニの食べ方はなにがおすすめ?

ズワイガニは身が柔らかく食べやすい特徴があるので、生やしゃぶしゃぶ、鍋などで食べるのがおすすめです。
もちろん、焼いたり蒸したりしてもおいしいですが、ズワイガニの旨味を最大限味わいたいなら鍋や刺身が良いですね。
また、カニ味噌の量が他のカニに比べて多いので、お酒のあてにしたりシメの雑炊を楽しむのも◎。
カニの甲羅をそのまま使ってカニグラタンを作っても良いですし、カニのなかで最も幅広く調理法に対応できます。

タラバガニ

カニの王様とも呼ばれるタラバガニは、カニのサイズが他の種類に比べて大きいので、身もぎっしり太いというのが特徴です。
産地は国内だと北海道のみで、それ以外はロシアやアラスカなど水温が低い地域のものが多いです。
タラバガニは、カニ味噌がほとんど入っていないので、1杯丸ごと購入するメリットが少ないですが、その分身が大きいので大人数でカニを楽しみたい方におすすめです。

タラバガニの旬はいつ?

タラバガニの旬は4月~5月と、11月~2月です。夏も冬も美味しくいただけるカニと言えますね。
オホーツク海の流氷が溶けて漁獲が始まる4月~6月は、タラバガニの身が詰まっていて特に美味しくなります。
ただし、産卵期と被っているので漁獲が禁止される地域もあります。

タラバガニの食べ方はなにがおすすめ?

タラバガニは、身の太さが特徴的なので旨味を閉じ込めやすい焼きガニがおすすめです。
グリルや焼き網などで焼いて食べても良いですし、ボイルして旨味を凝縮しても美味しく食べることができますよ。
タラバガニは身が大きいので非常に満足感があるのが特徴です。
ちなみに一度加熱されているタラバガニを再度茹でてしまうと味が損なわれるので、二度茹でしないように気を付けてください。

毛ガニ

毛ガニはタラバガニやズワイガニに比べて漁獲量が少なく高価な値段で取引される高級ガニと言えます。
毛ガニはサイズが小さめですが、カニ味噌の割合が多いので、1杯丸ごと堪能することが多いですね。
サイズが小さい分カニの旨味が詰まっていてまさに“通好みな種類のカニ”です。

毛ガニの旬はいつ?

毛ガニは北海道で一年中水揚げされ、季節を問わずに楽しむことができます。
しいていうなら北海道内で漁獲時期が違うぐらい。
日高や十勝では秋から春(12月~4月)にかけて、オホーツクでは春(3~6月)が最盛期。
実際いつでも美味しくいただけるカニなので、市場や通販で購入するタイミングに悩むことはないでしょう。

毛ガニはこの食べ方がおすすめ!

毛ガニの旨味を存分に味わいたいなら、茹でてそのまま食べるのがベストと言えます。
料理に使うのも良いですが、まずは茹でてそのまま食べてみて毛ガニを味わってみてはいかがでしょうか?
いずれにせよ毛ガニをさばく必要がありますが、以下の動画を見ながらさばいていけば問題ありません。(分かりやすくて参考になります)

花咲ガニ

花咲ガニは北海道の根室で主に水揚げされるカニです。
市場や通販で出回る花咲ガニは、600g~1kgぐらいが大きさの相場となっています。
見た目タラバガニに似ていますが、カニ味噌はもちろん、雌なら外子(卵巣)も味わうことができる希少価値が高いカニです。

花咲ガニの旬はいつ?

花咲ガニの旬は6月から9月で、漁獲時期は7月~8月ごろと他のカニに比べて短いためあまり市場に出回りません。
また個体数の減少に従って漁獲制限がされているため、旬の時期に獲れた花咲ガニは、値段も高騰しやすいです。
通販サイトでも花咲ガニを取り扱っているところはありますが、品数はそこまで多くないパターンが多く品切れになりやすいので注意しましょう。

花咲ガニの食べ方はなにがおすすめ?

花咲ガニは希少価値が高いカニなので、まずは花咲ガニの旨味がしっかり味わえるよう茹でてそのまま食べるのがおすすめです。
また、花咲ガニは旬の時期が短いため、どうしても冷凍のものが多く出回ります。解凍する時は冷蔵庫の中でゆっくり解凍すると、旨味を逃がさず堪能することができます。
無理やり温めて解凍してしまうと、花咲ガニの旨味エキスが漏れてしまう恐れがあるので気を付けましょう。

4大ガニは通販でも購入可能!旬に絶対こだわる必要はなし

カニは種類ごとに旬が異なりますが、実際冷凍技術が発達してきていることから、どの種類も一年中おいしく味わえます。
ただ花咲ガニなど漁が解禁される時期が短い種類のカニは、手に入りにくいので注意しましょう。
いずれにしてもカニは冬の贅沢に購入する方が多いと思いますが、通販ではいつでも新鮮なカニを仕入れていますよ。

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